SAKAIもの新発見

スマートフォンで二次元コードから専用のWebアプリを開き、画面で飲みたい日本酒の銘柄を選んでおちょこを置くと1杯分の日本酒が注がれる「SakePon」。ランダムに銘柄が選ばれる「SakePonガチャ飲み」にも設定できます。開発のきっかけは、新型コロナウイルス感染症の拡大による非接触のニーズの高まりでしたが、すでに開催が決定していた大阪・関西万博への出展も視野に入っていたといいます。
「日本酒離れが進んでいる今、インターネットとつなぐことで若い世代の人たちに興味を持ってもらえるのではないかと思ったのと、インバウンドに向けても日本酒をもっとアピールできればと考えました」と内橋義人社長。実際、万博に出展した時にも多くの外国人客から感嘆の声が上がったとか。
これまで灘五郷の蔵開きイベントや、酒蔵の試飲用に採用されたほか、ポップアップ出店や飲食店でのテスト使用を重ねてきました。今後は、日本酒の販路拡大を支援する企業と連携して量産体制に入ります。「升にあふれさせるほど注ぐ日本酒独自の文化も含めて広めたいですね」と内橋社長は語っています。


▲おちょこを指定の場所に置くと1杯分のお酒が自動で注がれる

▲内橋義人社長(写真右)と内橋由利香取締役
代表者名 | 代表取締役 内橋 義人 |
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本社 | 堺市北区長曽根町3079-13 |
TEL | 072-254-5109 |
設立 | 1995年設立 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 13名 |
事業内容 | IoTシステム自社製品の開発・販売、現場系業務システムや組込制御システムの受託開発 |
ホームページ | https://www.yslab.co.jp/ |
さかしる掲載ページ | https://sakacil.com/detail/?id=6199 |
2025年6月末~2025年9月末頃まで
堺市産業振興センター1F「さかいモノてらす」で展示予定